[初心者向け] Elastic Block StoreとElastic Files Systemの略称が似てるのでイメージを比較しました
たぬき( @tanuki_tzp )です。
AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト( SAA )試験の勉強中に Elastic Block Store ( EBS ) と Elastic Files System ( EFS ) が混ざってしまったので勉強し直しました。
イメージ比較したら「完全に理解した、二度と間違えない」状態になったのでイメージを共有します。
同じように混ざってしまった方のためになれば幸いです。
イメージ比較
EC2 への紐付けについて、イメージ図で見るととても分かりやすいです。
EBS ( Elastic Block Store )
EC2 と EBS は、
で紐づけることができます。
私は EBS を外付けHDD とイメージしています。
《押さえるべき EBS の特徴》
- ブロックストレージサービス
- 明示的に EBS を削除しない限り、データは保持される
- ストレージサイズを指定する必要がある
- 単一AZ に冗長的にデータが保存される
- EBS スナップショットは S3 に保存され、別リージョンにコピーできる
《参考》
- Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)
- 書籍「AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~」 → 書評「AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~」はAWSを体系的に学びたい人にオススメ
(※) 東京リージョンはまだ使用できませんが、「特定のリージョン」で「プロビジョンド IOPS io1 ボリュームの場合」のみ複数EC2へのアタッチが可能です。
- プロビジョンド IOPS io1 ボリュームで Amazon EBS Multi-Attach が利用可能に
- [アップデート]Amazon EBSの複数インスタンスへのアタッチが可能になりました!(プロビジョンドIOPS io1ボリュームに限る)
- EBS Multi-Attachの使いどころを考えてみた
EFS ( Elastic Files System )
EC2 と EFS は、
で紐づけることができます。
私は EFS を NAS とイメージしています。
《押さえるべき EFS の特徴》
- ファイルストレージサービス
- 複数EC2に共有可能
- 複数AZに冗長的にデータが保存される
- 自動拡張・縮小するため、サイジングが不要
《参考》
- Amazon Elastic File System とは
- 書籍「AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~」 → 書評「AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~」はAWSを体系的に学びたい人にオススメ
おわりに
EBSとEFS、それぞれのイメージを掴んで最適なストレージを選択できるようになったでしょうか? 紐付けイメージをしっかり押さえてから詳細を勉強すると、サービス内容の混同が防げると思います。
また、本記事では比較しませんでしたが、パフォーマンスについては公式ドキュメントの Amazon EFS のパフォーマンス で比較されています。
誰かのためになれば幸いです、たぬき( @tanuki_tzp )でした。